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#057 伝染性紅斑(リンゴ病)
両頬がリンゴのように赤くなることから知られる伝染性紅斑(リンゴ病)の定点当たりの報告数が2006年以降で過去最多となったことを福岡県が発表しました。(福岡県感染症情報・令和7年第23週(令和7年6月2日から令和7年6月8日)) 伝染性紅斑(リンゴ病)は子供がよくかかる感染症の1つとしてしられていますが成人での感染もあり、特に妊婦さんにとってもは胎児への影響が心配な感染症でもあります。伝染症紅斑(リンゴ病)はヒトパルボウイルスB19による感染症で、感染者との接触や飛まつを吸い込むことにより感染するといわれています。予防はとにかく手洗い・うがい。感染を広げないために、咳やくしゃみをするときには、口と鼻をハンカチで覆う咳エチケットを心掛けることや疑いがあるときにはマスクの着用など感染症対策を徹底することがこの時期必要です。2025.6.13
#056 梅
梅シロップと梅酒を作るためザル一面に広げた青梅。熟していくうちに黄味が出て甘い香が漂います。梅は古くから日本の暮らしに根付いている果実です。梅のすっぱい味はクエン酸やリンゴ酸などの有機酸によるもので、クエン酸は筋肉の疲労のもととなる成分を分解する働きがありますし、リンゴ酸は体の炎症を癒してくれる効能があり、その他にも各種豊富に有機酸が含まれている梅は梅雨から夏にかけて、体力の消耗が激しいこの季節にぴったりの食材です。 梅を洗い、ヘタを取り、しっかり水分をとり梅仕事をしている手は良い香り。瓶の中で少しづつ変化する様子を眺めるのもいいものです。2025.6.6
#055 梅雨の時期には
湿気が多いこの時期は身体から水分が上手く排出できなくなり体内に溜まった余分な水分がむくみ・怠さ・頭痛・肩こりなどさまざまな不調を引き起こす原因となります。怠いときほど規則正しい生活を心掛け、不調が続くときには眠る1時間半前位を目安にぬるめのお湯にゆっくりと入浴することをお勧めします。体が温まり発汗作用・利尿作用が高まると同時にリラックスすることで自律神経も整いやすくなります。日中は活動的に夜はゆっくり疲れを癒しメリハリのある生活を心掛けましょう。2025.6.2
#054 静かな時間 読書 vol.4『ひとりの午後に』著:上野千鶴子
社会学者・フェミニストと知られる上野千鶴子さん。凛とした佇まいに迫力が溢れ、とにかく強く賢い女性で、雲の上の人という印象が強く、こんな方が描くエッセイはどんな感じなのだろう。何を感じ、どう生きてきたのだろう。強い人の心の内を知りたい気持ちと、人生の教科書になればと、頼るような気持ちで読み始めました。私が一番印象深かったのは「青春」の章です。ズンズンと大股で自分が思う道を迷うことなく進み、さぞ輝いていた青春だったのだろうと羨ましく想像していたけれど、そこに書かれていた内容は違うもので、上野さんでもこんなことを思うのか!と驚き、安心もし、読み返し、納得し、過去の自分の思い出したくない恥ずかしいおもいや悔しいおもい、矛盾だらけの行動などが無くなりはしないけれど、そんなもんだよ。と言われ慰められたようでした。
また自分の考えが浮き彫りになったのは「ボケ」の章です。私の周りにはとても素敵に元気に働いている70歳代・80歳代の女性が多数いらっしゃいます。その方々とお話することがとても好きで、楽しく、そして自分もこうなりたいと。という強い思いがその方々を尊敬する思いに乗っかっているようです。一方、家に閉じこもり、なにもしない。または人の介助がなければ生活できない。このような高齢の方をみる私はこうなりたくない。という自分の思いが乗っかります。選ぶことのできない将来なのに、その人の生きる術を、今の自分の浅はかな思いはジャッジしてしまう。それは将来の自分を苦しめることにもなるというのに。本の中にある「こんなになっても、生きていなければならないものですか」という問いに答えたケアの専門家の方のせりふに、生命をまっとうする。それだけでいいのだ。と気が付かされました。この本はまさに私の教科書になり、今読むべき本であったのだとおもいました。2025.6.2

#053 薬草【ドクダミ】
白く小さな花が咲く今が収穫時期の【ドクダミ】名前の由来は“毒を矯める(矯正する·治す)”などの説があるほど昔から重宝されている薬草。今回は夏の入浴剤用に採取します🌿ドクダミには殺菌·抗菌効果があるため入浴剤にすると汗疹やニキビなどのケアに適しています。梅雨のこの時期はしっかり干し乾燥させることが必要です。2025.5.26
#052 暮らしの手帖 early summer 2025 6-7月号
前号より北川史織さんから島﨑奈央さんに編集長が変わり、デザインや紙の質感までガラッと新しくなった暮らしの手帖。台湾パイナップルケーキやアプリコットジャムのレシピを眺めていると、そのページから香が立ち上ってくるよう。かぎ編みの夏帽子の編み図をみれば編んでいるつもりになるから癒されます。
それに今回の【「趣味」の履歴書】は稲垣えみ子さん。節電生活などで取り上げられることが多くその暮らしぶりの映像や記事を目にするたびに、こんな生活もいいなぁ。と憧れていたのでこの記事も食い入るように読み、最終目標は、、、という言葉に感銘を受けました。光に包まれながら水面を泳ぐ表紙のアヒルはとても愛らしく、こんな感じにスイスイと初夏を進んでいきたいと思います。2025.5.26
#050 静かな時間 読書 vol.3
『女ふたり、暮らしています。』著:キム・ハナ/ファン・ソヌ訳:清水知佐子。

#046 暮らしの手帖 early spring 2025 2-3月号
今号の【暮らしの手帖】は、特集「私の手帖」作家の小川洋子さんのインタビュー記事からはじまります。小川さんの作品をはじめて読んだのは2004年の頃。第1回“本屋大賞”受賞という帯につられ手に取った本が『博士の愛した数式』でした。それ以来、小川さんのファンになり他の作品も読むようになりました。今回のインタビューの様子の写真は砺波周平さんが撮られたもので、その写真に、小川さんの描く物語の印象と同じような“静寂”を感じ、早く文字を読みたいのに写真からなかなか目が離せません。
ほかの人から見たら、なんの生産性もなく、さびしげな、孤独な居場所だったとしても、その人にとっては唯一無二で必要な場所 (暮らしの手帖 あなたがそこにいるだけで ・今日の編集部 HP引用)
自分が大切だと思っていることを信じ、もしそれがほかの人から理解できないようなことでも、それでもいい。自分の大切な人、場所をしっかり守りながら暮らしていこう。と最近のふわついた気持ちが落ち着き、またあの静かな世界に浸りたくなり、本棚へ。小川さんの本を取りに行きます。2025.1.25
#045 くつろぐ時間 ドラマvol.3 Netflix【阿修羅のごとく】
幼い頃、「お正月特別ドラマ」などの「特別ドラマ」の世界観が大好きで、テレビを夢中で観ていました。その脚本が向田邦子さんのものだと知ったのは大学の頃。“女性”という入り口から色々な角度で紡がれる物語は、それはそれは複雑で、その複雑なものを自分なりに理解し、消化し、未来を占い、憧れ、怖くなったりしながら向田さんの世界に浸っていました。Netfiixで「阿修羅のごとく」の予告を見た時には飛び上がるほど興奮!配信日が来ることをひたすら楽しみに。以前の「阿修羅のごとく」で強く印象に残っているのは4女の咲子役を演じた風吹じゅんさんの美しさ。この作品は1978年に放送されたNHKのドラマ。なので私が観たのは再放送だと思います。小さいながらに感じた風吹ジュンさんの妖艶さは圧倒的でした。今回のNetfiix【阿修羅のごとく】の配信日には、昭和な世界と魅力的な俳優さん達にうっとりしながら、そして昔の阿修羅のごとくの映像を頭で重ねながら一気に見終え、「ふぅー」っと深いため息。とても素敵な作品でした。2025.1.20


#06 自律神経とは
『自律神経』を整えよう!などよく耳にする『自律神経』とは循環器、消化器、呼吸器など自分ではコントロールできない身体の器官の活動を調整してくれるのが『自律神経』です。もっと読む
#07 健康とは
世界保健機構(WHO)の定義では『健康とは、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にもすべてがみたされた状態であることをいいます』と示されています。もっと読む
世界保健機構(WHO)の定義では『健康とは、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にもすべてがみたされた状態であることをいいます』と示されています。2023.12.18